【釣果比べ】アオイソメ vs マムシ(本虫)【どっちが釣れる?】

2024年2月20日

マムシ(本虫)は本当にアオイソメより釣れるのか?

 優秀な釣りエサとして評判の“マムシ(本虫)”。アオイソメほど日常的に使用されるケースは少ないが、その独特で強烈なニオイにより魚を引き寄せる大物狙いの虫エサである。しかし、実際その効果は謎である。本記事はその効果を検証すべく、継続的に調査を行っていくものである。

アオイソメ

 多毛類イソメ科の生物。釣りエサの定番である。多くの魚の好物であり、ほぼ全てのエサ屋で販売されている。そのクネクネとした動きと独特のニオイが魚を引き寄せる。1パック約500円でリーズナブルな虫エサである。大・中・小・極太など、大きさ太さも様々である。カサゴやメバルなどの根魚はもちろん、アジやサバなどの青物も大好きだ。釣れない魚はほぼいない、まさに万能エサである。イソメ汁のついた手で食べる昼食おにぎりは釣り人の特権。魚からは超大人気なのに対し、人間からはその見た目・ニオイから超不人気だ。

マムシ(本虫)

 多毛類イソメ科の生物。関西ではマムシ(本虫)、関東ではイワイソメと呼ばれる。価格はアオイソメなどの虫エサのなかでは高価な部類に入る(1パック約1,000円でアオイソメの約2倍)。体の横の多数の赤い細かな足が特徴的。肉質はアオイソメより少し硬い。アオイソメとの一番大きな違いは、その強いニオイ。極上ディナーさながらの美味しそうなニオイが魚を引き寄せるのだ。投げ釣りでマダイ、クロダイ、イシダイ、カレイなどの大物を狙うときの定番エサである。堤防ではカワハギなども大好物だ。こちらもアオイソメに負けず、人間からは超不人気だぞ。

調査方法

釣り方ブッコミ釣り、投げ釣り、ちょい投げ釣り
場所、時期、時間帯随時
期間、回数現在終了予定なし
備考ほぼ同時にほぼ同じポイントにエサを落とす

第1戦 釣果

2024/2/11(日)和歌山県印南漁港 9:00~15:00

アオイソメマムシ
フグ22
ベラ1
チャリコ(大)1

第2戦 釣果

2024/2/18(日)和歌山県戸津井漁港 12:00~17:00

アオイソメマムシ
スズメダイ21
ベラ2

ここまでの考察

アオイソメマムシ
フグ22
ベラ21
スズメダイ21
チャリコ(大)1
2戦累計

2戦目までは、なんとアオイソメやや優勢か⁉(低レベル)

これからも引き続き調査を続け、随時更新していきます。